レイクは以前は消費者金融名だったものが、現在ではレイクＡＬＳＡとして新生ファイナンシャルのカードローン名に残っており、５００万円まで4.5％～18.0％の金利で融資を行っています。
レイクＡＬＳＡの申込方法はネット経由や電話など３種類用意され、他の消費者金融には残っている窓口での対応は無くなっているので、申込む場合には、申込方法について注意が必要です。
借入方法はＡＴＭの他振込による方法が用意され、返済についてもいくつかの方法が用意されているので、自分が使いやすいものが選べます。
また、返済方式は２種類用意されているので自分がお得になるものを選ぶようにしましょう。
レイクというのはかつては大手消費者金融でしたが、一時は新生銀行のカードローンのブランド名になり、現在ではかつてのレイクだった新生ファイナンシャルのレイクＡＬＳＡに名前を残しています。
このレイクＡＬＳＡは比較的新しくできたカードローンで、現在５００万円までの融資に対応しており、他の大手銀行や大手消費者金融の８００万円よりも少額の融資になっています。
金利は4.5％～18.0％で、上限は他の大手消費者金融のカードローンと同水準と言うことができ、いたって平均的なカードローンと考える事ができるでしょう。
レイクは以前はレイクという名前の消費者金融でしたが、実は他の大手消費者金融とは違った歴史を歩みます。
レイクも貸金業法の改正後、利益が上げられず、経営危機に陥りますが、他の大手消費者金融と同じように付き合いのあった銀行が支援に乗りだします。レイクの場合には新生銀行がそれにあたります。
こうして支援を受けレイクは新生銀行のグループ企業になり、新生ファイナンシャルという名称に変わります。
他の消費者金融の例では社名が変わってもカードローン名は変わらず利用が続けられますが、レイクは違いました。
レイクという名前はかなり名前が知られていましたから、そのネームバリューに目を付けた新生銀行が新生銀行のカードローンの名前として使う事にしたのです。
こうしてレイクは新生銀行のカードローンとなり、新生ファイナンシャルは別のカードローンを扱うようになりました。
しかしレイクという名前は消費者金融として知られ過ぎていたために、新生銀行が思ったほど、銀行のカードローンとして定着できませんでした。
このため２０１８年になって、レイクはまた新生ファイナンシャルのカードローンとしてレイクＡＬＳＡという名前で提供されるようになり、新生銀行はレイクの申し込みを停止しました。
現在レイクＡＬＳＡの仕様は次のようになっています。
| 商品名 | レイクＡＬＳＡ |
|---|---|
| 利用限度額 | ５００万円まで |
| 金利（年利） | 4.5％～18.0％ |
| 返済方式 | 借入後残高スライドリボルビング返済方式、元利定額リボルビング方式 |
レイクＡＬＳＡの融資の上限は５００万円までとなっており、最近大手金融機関で主流になりつつある８００万円に比べると少額になっています。
将来８００万円まで借りたいというような場合は別ですが、貸金業法の総量規制から考えれば、５００万円借りる場合であっても１５００万円の年収が必要になるので、殆どの人は気にしても無意味です。
また融資上限は審査で決まりますが、申込時というのは信用の評価は低くなるので、年収が高かったとしても、設定される利用限度額というのは５００万円どころか５０万円も難しいでしょう。
ですから、申込時に特にこだわりが無ければ５００万円あれば十分な金額と言えるでしょう。
また金利は4.5％～18.0％になっていて、この数字というのは、他の大手消費者金融の金利と、ほぼ同水準になっています。
もちろん銀行のカードローンの上限は概ね14％台になっているので、低い金利とは言えませんが、消費者金融のカードローンとしては、他に比べて不利になるようなことはありません。
有利に利用する事を考えるのであれば、自分の借り方を工夫して、利息が膨らまないように注意するべきでしょう。
１つは５万円までの借入れ分について１８０日間無利息になるもので、この１８０日というのは無利息期間としては他にないような長期のものになります。
もう１つは通常は３０日間ですが現在期間限定で６０日間借入額全額について無利息になるというものです。
借り入れを利用する場合には自分の借り方をよく考えてお得な方を選びましょう。
このレイクＡＬＳＡの申込方法は、ネット経由の他、電話、自動契約機の３種類が用意されています。他の消費者金融よりも少ないですが、後発という事で、利用者が多いものが選ばれたという事です。
特にネット経由の申込方法が人気がありますが、この方法でも、パソコンとスマホでの申し込みが可能で、スマホを利用すれば、２４時間どこにいても申し込みができて大変便利です。
申し込みでは提出が必要になる書類が有りますが、必ず必要になるのが本人確認書類で運転免許証などが利用できます。もう一つは借入金額によって必要になる可能性がある収入を証明する書類です。
そこでレイクＡＬＳＡの申込方法を調べてみましょう。
消費者金融というのは銀行よりもカードローンの提供の歴史は長いですから、技術進歩に合わせて、次々に便利な申込方法を提供してきました。このため、通常それらが残っていて多数の申込方法があるものです。
しかしレイクＡＬＳＡの場合には先程説明したように、一時は銀行のカードローンにな渡っていたものが、また元に戻るという複雑な歴史があり、その間に申込み方法も整理されて現在次の方法が残っています。
これ等はいろいろとある申込方法の中でも利用者が多いものですが、消費者金融には珍しく窓口での申込み方法が提供されていません。
ですから、もし申し込みについて相談がある場合には、電話か自動契約機を使いましょう。
では、現在最も多い申込方法のネット経由での申込みについて調べてみましょう。
現在スマホが普及してきている為、ネット経由の申込方法でも他の消費者金融は携帯電話（カラケー）からの申込みも残していますが、レイクＡＬＳＡの場合にはパソコンかスマホの２つにしか対応していません。
ただし、スマホの場合にはパソコンと同じようにブラウザ上から必要な情報を入力して送信する方法の他、専用のアプリを利用して申し込む方法が用意されています。
ネット経由で申込む場合の流れは次のようになっています。
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注意が必要なのは必要書類の送信が契約手続き後になるので、書類に不審な点があれば、契約は完了できませんから、ミスの無いように注意しましょう。
必要書類の送信は画像を用意してメール添付で送るか、スマホの専用アプリを使えば、アプリ内でカメラ機能を使って撮影が行われ、そのまま送信できます。
では申し込みに必要になる書類はどのようなものなのかというと、次の書類が必要です。
本人確認書類は運転免許証が基本になりますが、免許がない場合には健康保険証、パスポート、マイナンバーカード等が利用できます。
収入証明書類は借り入れが５０万円を超える場合や、他社の借入れと合計して１００万円を超える場合に提出が必要になり、源泉徴収票や確定申告書等収入が明記されている書類が利用できます。
詳細については申込時にホームページなどで確認してください。
ですから借り入れを考えた時には、まずは借りずに済ませる方法がないかどうか考える習慣をつけましょう。
そうすれば利息という損失も出さずに済むのです。
レイクＡＬＳＡの借入方法は、他社のカードローンと同じようにＡＴＭから引き出す方法と、指定口座に振込む方法の２種類の方法が用意されています。
また返済方法はやはり、他社と同じように自動引落やＡＴＭからの入金などいくつかの方法が用意されているので、自分ができるだけ忘れず使いやすい方法を選ぶことができます。
返済方式は他社とは違い残高スライドリボルビング方式と元利定額リボルビング方式の２種類から選ぶことができますから、まずは特徴の理解が必要です。
では審査に通過できたとしてレイクＡＬＳＡの借り入れはどのように行えばよいのかというという事になりますが、これには他のカードローンと同じように次の２種類の方法が利用できます。
ＡＴＭは新生ファイナンシャルのものはなく新生銀行レイクのＡＴＭとその他にコンビニや一部の銀行、信販会社のＡＴＭの利用が可能になっています。
指定口座への振り込みはインターネット経由或は専用電話での振込依頼で行われ、深夜の短時間を除いて受け付けられ即日振込が行われます。
返済方法には次の方法が利用できます。
Ｗｅｂ返済というのはネット経由で提携銀行のインターネットバンキングを利用して返済することで、利用できる銀行は多数あるので、ホームページで確認してください。
利用方法はまずレイクＡＬＳＡの会員ページにログインし返済額を入力して、口座のある金融機関のインターネットバンキングにログインし振込を行うだけで、非常に簡単に返済が完了します。
ただし、簡単でも忘れてしまっては意味がありませんから、忘れっぽい人は自動引落等の利用も考慮して、良いものを選ぶようにしてください。
借入後残高スライドリボルビング方式というのは借入れ直後の残高を段階的に区切ってそれぞれの段階で返済額が決まっている方式で、高額利用をすれば、返済も高額になっていく事になります。
返済額は次の借入れが行われるまで変わりません。
レイクＡＬＳＡの場合には次のようになっています。
| 借入後残高 | 月々の返済額 |
|---|---|
| １０万円以内 | ４０００円 |
| １０万円超２０万円以内 | ８０００円 |
| ２０万円超３０万円以内 | １万２０００円 |
| ３０万円超４０万円以内 | １万３０００円 |
| ４０万円超５０万円以内 | １万４０００円 |
以降については直接問い合わせて確認してください。
元利定額リボルビング方式というのは元金の返済分と利息分の合計額が月々一定になる方式のことで、この方式の場合には、高額利用をしたとしても、月々の返済額は変わりません。返済額は次のようになります。
| 契約した利用限度額 | 月々の返済額 |
|---|---|
| １０万円 | ４０００円 |
| ２０万円 | ８０００円 |
以降については直接問い合わせてください。
余裕があるときは沢山返して、以降の利息分を減らしてしまいましょう。
そこでレイクＡＬＳＡの利用上の注意事項ですが、まず注意が必要なのが残高スライドリボルビング方式で、この方式の場合高額利用してしまうと返済額も高額化するので返済できなくなることも有ります。
また元利定額リボルビング方式は返済はしやすいかもしれませんが利用方法によっては利息が膨らむ可能性があるので、注意して利用額を調整する必要があります。
ですから、レイクＡＬＳＡの返済方式を選ぶ際には、自分の利用方法を考えて適切なものを選ぶことが大変重要になるので、安易な選択をしない様にしてください。
ではこのレイクＡＬＳＡを利用する上での注意事項にはどのような事があるのか説明しましょう。
レイクＡＬＳＡは説明したようにまだ提供が開始されて間がないため、実際のところどういった問題があるのかは、はっきりしません。
そこでここでは仕様上の問題を考えることにします。
仕様から見えてくる問題としては返済方式上の問題があります。まず残高スライドリボルビング方式の場合、借入れが高額になるに従い、返済額も高額化し、場合によっては返済できなくなる事があります。
返済できなければ、最悪の場合自己破産に追い込まれるので、十分注意してください。
もう一つの返済方式である元利定額リボルビング方式にも問題があります。
元利定額リボルビング方式は元金の返済分と利息分の合計が一定額になる訳ですから、返済はしやすい方式です。しかし高額の利用をすればその分利息分が増えますから、元金の返済分が減ってしまいます。
そうすると、ある程度以上利息が膨らんでしまうと、なかなか元金が減らず、返済期間が長期化してしまう事になります。
そしてその間ずっと利息がかかる訳ですから、返済総額が膨らみます。
つまりこの方式は他の方式に比べて利用者にとっての損失が大きくなるわけです。
実は以前はこの元利定額リボルビング方式を採用している消費者金融は多かったのですが、最近こういった問題が理解され始めたことで、残高スライドリボルビング方式の採用が増えています。
このように返済方式にはそれぞれ一長一短があり、一概にどちらが良いとは言えません。
そこでどちらかを選ぶ場合には、自分がどのような融資の利用を行うのかを考える必要があります。
ます少額の利用しか想定していないのであれば、どちらを選んでも返済はそう変わりません。
また通常は少額利用だがたまに高額利用が必要になるという場合には、どの程度の高額利用になるかによって変わりますが、常に返済額が変わらない元利定額リボルビング方式が返済しやすくて良いでしょう。
比較的高額利用が多いのであれば、返済効率も考えて、返済できる範囲で借り入れることを前提にして、残高スライドリボルビング方式がお勧めできるでしょう。
ですからできるだけ返済額を減らし、短期間で返済してしまえるように、借入れが必要になった場合には、借入額をぎりぎりまで減らすことが重要です。
まず自分の支出内容を調べて遣り繰りを考え、借入れしなければいけない金額を減らすことを考えてみて下さい。
ここで新生ファイナンシャルのカードローンであるレイクＡＬＳＡについて纏めておきます。
レイクというのは既に募集が停止されている新生銀行のものも有るので、調べる場合には間違わないように十分注意してください。