サラ金は大手だけに目が行きますが、街中を見れば中小の業者もたくさんありますが、現在サラ金は貸金業者登録が必要でこの登録が無ければサラ金とは言えません。
しかし中にはこの登録をしていない闇金と呼ばれる業者も存在しています。
サラ金の中には会社員や自営業者などに向けて融資している一般向けの業者の他、一般向けでは利用しにくい学生向けに融資をしている業者や、他からでは貸してもらえなブラック対応業者等があります。
また闇金というのは以前は高金利で融資をして、厳しく強引に取り立てを行っていました。
しかし、最近では法令が厳しくなったために手口が巧妙化し、こういった業者から借入れしたら、多重債務者になり最後は自己破産するしかなくなることも有ります。
サラ金というのは特に定義がある訳ではありませんが、貸金業者として法に則った登録を行っている業者のことを指すと考えることができるでしょう。
通常サラ金と言えばテレビでコマーシャルを流しているような大手業者を思い浮かべますが、実際にはこの他にも街中には中小業者が多数あって、お金の融資を行っています。
ただし貸金業者の中には、この法的な登録を行っていない業者も多数存在しており、これらの業者の事を闇金と言ってサラ金とは区別しています。闇金は法令に則った融資をするとは限らず利用してはいけません。
サラ金というのはどのような業者かと言うと、いろいろな解釈がありますが、ここでは貸金業法にしたがって都道府県に業者登録した貸金業者をサラ金と考える事にします。
サラ金と呼ばれる業者が登場したのが高度成長期で、サラリーマンと呼ばれる会社員が増えてそういう人向けに融資を始めました。その頃はまだ現在で言う貸金業法が無く、厳しい取り立てなどが行われました。
その後法令の整備が進んで暴力団などの裏社会との繋がりが有れば業者登録できないなどの規制が掛けられて、現在では業者登録されている業者は信用できる業者になって来ています。
サラ金は現在では消費者金融と言われていますが、毎日テレビでコマーシャルを流していますから、サラ金を利用していない人から見ると、サラ金というのはそういった大手だけに見えることも有ります。
しかしどんな業界でも、大手から中小に至るまで、様々な業者があるように、貸金業界の中でも大手業者も有れば、中小業者も有って、街中には1店舗しかないサラ金も多数存在しています。
ですからサラ金からお金を借りる場合も大手ばかりに目が行くかもしれませんが、中小業者の方が自分の利用方法にあった利用ができる可能性も有るので、いろいろな業者について調べる事が必要でしょう。
先程法令が厳しくなって裏社会と繋がりのある業者は業者登録ができなくなったと説明しましたが、ではそういった関係を持っていた業者というのはどうなったのでしょうか。
当然法令違反になるから廃業したんだろうと考えるかもしれませんが、そういった業者は裏社会の資金源になっているという面も有って、そう簡単に廃業する訳が無いのです。
そういった業者は業者登録せずに貸金業を続ける道を選び、現在ではそういった業者のことを闇金と呼んでいます。
しかも生き残った業者だけではなく数を増やしているので、注意しなければなりません。
当初からサラ金にとっては厳しい内容でしたが改正の度に規制が強化され、直近の改正後は当時のサラ金の半数は消えてしまったと言われるほど厳しいものになりました。
このサラ金には幾つか種類がありますが、最も多いのが一般向けの融資を行なっている業者で、比較的高額の融資に対応していて、返済も借入残高によって月々一定に保たれる方式になっています。
また現在では数が減ってしまっていますが、学生向けの融資を行っている学生ローンと言うものを提供している業者があり、この場合定額の融資しか行いませんが、返済は柔軟性が高い方式で行えます。
もう一つ最近増えてきているのがブラック対応業者というもので、信用的に問題が有って一般向け業者が利用できない人でも返済能力が伴っていれば融資の利用が可能になっています。
サラ金と言う言葉で多くの業者を一纏めに考えがちですが、非常に数が多いため、一応分類して考えていく事にします。ここでは一応次の3つに分類しておきます。
まず一般向けのサラ金というのは、会社員などを想定して比較的高額の融資まで対応している業者を指します。
会社員を想定しているので収入は非常に安定していると仮定しており、返済は借入額によって変化しますが、借入額が変わらなければ月々の返済額が一定になるように設計されています。
もちろんパートやアルバイト、個人事業主といった、収入の安定性が低い人でも申込みが可能な場合が多いですが、審査では安定性の低さの為に評価が低くなり、否決になる事も多いので注意が必要です。
学生向けサラ金というのはいわゆる学生ローンを提供している業者のことで、以前は大学の周辺などには必ず有ったものですが、貸金業法の改正で収入が少ない学生には貸しにくくなって現在は非常に少数です。
この学生ローンは利用者として学生を想定していますから、高額融資には対応せず、50万円程度が上限になります。
返済も一般向けとは違って、学生のような収入が不安定でも返済しやすい返済方法が採用されていて、利息の支払いは毎月必要ですが、元金の返済は期限内であれば、何時でも良いというようになっています。
ですから、試験などで忙しく収入が減ってしまった時には利息だけの返済にして、夏休みなどで高収入が得られたときは高額の返済をするといったことができる様になります。
もう一つのブラック対応業者というのは、一般向けの1つと言えない事も無いですが、通常の一般向けの業者では審査に通過できないブラックの人にも融資を行う業者のことです。
もちろん返済能力が無ければ融資はしませんし、通常の一般向け業者よりもリスクは大きくなるので、高額融資には対応せず、多くの場合には50万円程度が上限になっています。
日本はバブル崩壊後長期の不況で、自己破産などに追い詰められてしまい、ブラックになってしまった人も多く、このブラック対応を打ち出した業者には多くの人が申込みを行いました。
これを見た多くの小規模サラ金がこのブラック対応を打ち出して、一気に数が増えて、現在では一般向けと区別して考える必要があるほど業者数が増えています。
しかし現在では信用情報にそういったブラックリストは存在せず、単にそれぞれの利用者情報を判断した結果がブラックになっているという事が分っています。
先程触れましたが、貸金業者にはこの他にも闇金というものがあり、貸金業者としての登録がありませんから実態はなかなか分かりませんが、裏社会やそれに関連する業者が運営しており資金源にしています。
闇金の手口は高金利で厳しい取立てを行うという認識がありますが、最近では法令が厳しくなっており、闇金も表向きは違法なことを控え、もっと巧妙な手口でお金を搾り取るようになってきています。
このような手口に掛かってしまうと、借入れは次第に増えていき、最後は返済できなくなって多重債務者に転落し、最悪の場合には自己破産するしかなくなってしまう可能性もあります。
説明したようにサラ金とは別に規制の強化で業者登録もせずに、残ってしまった貸金業者として闇金があります。
この闇金というのは貸金業法が制定されるまでは、その他のサラ金と区別はされていなかった訳ですが、違法な体質を払拭できず、業者登録を見送らざるを得ない業者だったわけです。
このため、そもそもの考え方に遵法精神が無く、ただただ利用者からお金を取ることを考えている業者です。
そしてそのお金というのは、こういった業者の経営に関わっているかあるいは、経営のバックにいる、裏社会の資金として流れている訳です。
以前は某国がバックにいて、取り締まりが入る前日に夜逃げをして全貌が分らなくなったというような業者も有りましたが、そういった業者も、もしかしたらまだあるのかもしれません。
要するにこういった業者というのはあることは分かっていても、全貌はまるで分らないのです。それだけに絶対に利用してはいけないのです。
この闇金の手口というのは、以前は法律無視の高金利で融資を行い返済できなくなると今度は脅迫的な取り立てを行って、何が何でも回収するというやり方が一般的に行われていました。
こういったやり方についてはよくドラマや映画で描かれているのでよく知っている人も多いでしょう。
しかし現在では、取り締まりが強化されてしまって、あからさまにそんなやり方をやっていたら、たちまち捕まってしまいますから、手口はもっと巧妙化しており、外見上は法令を遵守するようになっています。
例えば返済中に返済が厳しくなってしまった人に対しては、厳しく取り立てるのではなくて、別途闇金を紹介して利息分だけ借りさせます。そしてその利息分だけ支払ってもらう訳です。
そうすると元金は返済されませんから、翌月も同じ額の利息を払ってもらう事が出来て、業者としてはそれが続く限り永遠に利益を上げ続ける事ができます。
しかし利用者の方は利息分を借りますから、借入先や借入額が増えて、返済はどんどん厳しくなっていく事になって、次第に窮地に追い詰められていきます。
これが続いていくと、借入先ばかりが増えて、返済は終わりませんから、いつか返済できなくなり、その時点で多重債務者という事になってしまいます。
そうなってしまうと、もう返済は難しいですから、債務整理で自己破産するしか方法が無くなってしまう事もでてきます。
またもし闇金とは知らずに利用してしまった場合でも、どうもおかしいと感じた場合には、公的な機関や弁護士に相談してみる事も必要になります。
そういったところでは様々な手口に精通していますから、それについての対策もアドバイスしてくれるはずです。
この登録情報は金融庁のホームページから誰でも検索できるようになっており、そこから業者名で検索してみて下さい。ヒットしなければそれは闇金です。
ヒットしたら次の情報について実際の業者が表示している情報と比較してみましょう。
これらすべての情報が一致すればそれは正規業者ですが、闇金は正規業種の情報を流用している場合があり、電話番号だけを差替えているところもあるので、必ず全ての情報が一致するかどうかを確認しましょう。
1つでも違っていれば、それは闇金です。
このように多数のサラ金が世の中にはありますが、その中からどのように選べば良いのかは難しい問題です。
まず明確にしておきたいのは自分がキャッシングに対してどのように利用するのかあるいはいつどのように利用したいのかというように、キャッシングに対して何を要求しているのか考えてみる事です。
次に実際にサラ金が提供しているキャッシングがどのような仕様なのかを調べて自分の要求で評価してみましょう。最も要求を満たしているキャッシングが自分向きと言えるでしょう。
良いものを選ぼうというのであれば、このような手順で考える必要があるので、短時間で選ぶのではなくて十分選ぶ時間が取れるように余裕をもって行うようにしましょう。
説明したようにサラ金というのは非常に沢山の業者があります。したがってそれらの業者が提供しているキャッシングの数も非常に沢山ある訳です。
その中から自分向きのキャッシングを選ぶのはそう簡単にはいかない事が分るでしょう。
そこでこれらの中からどのように選べば良いのかについて考えてみましょう。
選ぶ時の基本は自分がキャッシングに対して何を要求しているのかを明確にしておくことです。
例えばカードローンの利用を望んでいるのであれば、自分の行動範囲に手数料なしで利用できるATMがあるというのが要求になるでしょう。
また返済方法についても忘れっぽい人は自動引落ができたほうが良いので、これも要求として挙げておきましょう。
このように自分が利用する場面を考えて、自分がキャッシングに何を要求しているのかを、箇条書きにして挙げていきましょう。
最初はあいまいな表現でも良いので、とにかく挙げて行って、後で具体化して行ってもよいでしょう。
要求が明確にできたら次に自分の周辺にあって、利用できる可能性のあるキャッシングの情報を集めましょう。例えばネット経由の利用でも構わないというのであれば、そういった業者も挙げおきましょう。
情報が集まったら、各キャッシングの仕様を、先程挙げた自分の要求に沿って評価してみて下さい。
もちろん要求をすべて満たすものはなかなか無いかもしれませんから、どこまで妥協できるかは利用者次第で、自分なりに判断することが必要でしょう。
自分向きのキャッシングを選ぶにはこのようにいろいろな情報収集などが必要ですから、かなりの時間を要することになります。
ですから、キャッシングを選ぶ際には、あまり切羽詰まった状況の中で行うのは止めましょう。選ぶ時間が十分とれるだけの余裕があるときに行ってください。
例えば、即日融資が必要な状況で、落ち着いて考えることなどできませんから、そういった状況になること自体が問題です。
キャッシングの利用を考える場合には、先々をよく見通して、早め早めに対応するという事が必要になるでしょう。
キャッシングというのは要するに借金ですから、借りれば返済という負担が続きますし、利息を支払わなければなりませんから損失も生じます。
ですから借りずに済ませる事が出来ればお得ですし、後々も負担がかかる事はありません。
このためお金が必要という場合には、まずは借りずに済ませる方法が無いかどうか考える習慣をつけて下さい。
ここでサラ金業者の選び方について纏めておきます。
大手サラ金は上場を果たした時点で裏社会とは完全に切れていますが、中小の場合は多かれ少なかれ関係はあり闇金寄りの業者も存在するので注意しなければなりません。
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