カードローンの提供業者は銀行が参入したことで、非常に数が増え、この中から良いものを選ぶのはそう簡単ではありません。
カードローンはそれぞれ使い勝手が違うので、自分に基準に合わせて選ぶと良いものが選べるでしょう。
そこで必要なのが自分がカードローンに求める要求を整理することで、それと合わせてカードローンの情報を集めて、自分の要求で評価を行い評価が高いものを選ぶようにしましょう。
ネット上では実際に利用したと称する人の口コミ情報を読むことができますが、実際の口コミ情報の中には、悪意のある情報も含まれていたりするので、今やあまり口コミ情報に頼るのは賢明とは言えません。
カードローンを提供している業者というのは、銀行が参入したことで、非常に増えていて、自分の身の回りでも普段は気が付かないかもしれませんが、その気になって見ればかなりたくさん見つかるはずです。
これらは同じようにカードローンと言っていますが、それぞれ申込方法や、利用方法、審査の難易度などについて差があって、使い勝手が違っているので、その中から選ぶのはそう簡単ではありません。
そこで自分が選ぶ場合を考えてみると、知名度やネット上のお勧め記事を参考に選ぶような場合も有りますが、使い勝手を考えれば、やはり自分の基準に合った使い方ができるものを選ぶのが良いでしょう。
カードローンは以前は大手や中堅といった大きめの消費者金融の金融商品でしたが、その利用者の増加傾向を見て、それまで無担保ローンには消極的だった銀行がこの分野の商品に参入しました。
これによって以前は限られた金融商品だったものが、一気に扱う業者が増え、利用者としては選り取り見取りといった感じになりました。
こういった状況になってしまったために、今度は選択肢が広すぎて選ぶ方がどうやって選べば良いのかわからず、一部だけを見て選ぶというような状況になってしまったというのが現在の状況です。
これらの多くのカードローンは皆横並びの内容では意味がなく、大手の所に利用者が集まってしまいますから、カードローンはそれぞれの業者が工夫をして特徴を出しています。
このため申込方法や利用方法、返済方法、金利まで、細かく見ていけば、皆それぞれ違いがあり、利用してみれば使い勝手が違う事になるはずです。
ですから、それらの使い勝手によって、利用者それぞれに使い易いカードローンと使い難いカードローンが出てくることになります。
カードローン選びではそういった点についてよく見極める必要があり、安易に選んでしまうと、利用を始めてから使い難さを感じる事になってしまうので注意しなければなりません。
そこでカードローンを選ぶ場合には、誰かほかの人が良いというような他の人の基準で判断するのではなくて、自分がどう考えるのかという自分基準で考える事が必要になります。
そのためには、まず自分の基準を考える必要があり、できるだけ多くのカードローンの中から選ばなければなりません。
カードローンは沢山ありますが、それらすべてを調べる事には無理があります。
しかし選択肢として挙げるのが知名度の高いものだけになってしまっては近くにある自分に合ったカードローンを見逃してしまいます。
そういう事にならないように、以下に説明するような方法で、十分注意しながら、自分に合った良いカードローンを選んで下さい。
内容的には悪い訳ではありませんが、あまり特徴が出せる訳ではありません。ですから自分向きのものを探すのであれば、他のものも含めて選んだほうがぴったりのものに当たる可能性は高くなります。
そこでまず必要なのが自分がカードローンに何を要求するのかをまとめる事です。これがはっきりしないと、何を基準にして選んでよいのかわからず、結局なんでもいいから有名どころを選ぶという事になります。
もう一つ重要なのは、カードローンの情報を集める事です。知名度の高いものだけで選んでも自分に合ったものがある保証はありません。自分の周辺にあるカードローンの情報をできるだけ集めましょう。
情報が集まったら、自分の要求事項を満たしているかどうかで各カードローンを評価して、最も要求を満たしているものを見つけて、それを申込むようにすれば自分にぴったりのものが選べます。
では自分基準で選ぶ場合に基準をどう決めればよいのでしょうか。
いきなりそういわれても戸惑うでしょうが、まず行うのは自分がカードローンを利用する場面を考える事です。
その時に、例えばどのあたりで融資を引き出すのかが、だいたい決まるはずです。その場合、その付近に利用できるATMが必要です。
また返済はどのように行うのかを考えれば、自動引落が良いのかあるいはATMからの入金が良いのか、自分の好みで決めることが必要です。
さらに借入時や返済時に利用手数料の掛からないATMがあるかどうかも要求事項としては挙げておいた方が良いと考える人もいるはずです。
そういった自分の要求事項を箇条書きにして列挙してみましょう。
この要求事項こそが自分の基準という事になります。
次は情報収集です。先程説明したように知名度の高いものだけではなく、自分が利用できる可能性のあるカードローンの情報はすべて集めましょう。
金融機関というのは意外に多く、都市部なら自分の行動範囲の中だけを考えても非常に沢山の金融機関を見つけることができるはずです。
また最近ではネット上にあるネット銀行も利用できるものの一つですから、これらも調べてましょう。
考えられる金融機関には次のようなものがあります。
この他にも扱うところがあるので、街中をよく見て、できるだけ抜けの出ないようにしましょう。
自分基準ができて情報が集まったら、その情報を基準を使って評価してみましょう。
基準をすべて満たしていれば満点ですが、なかなかそうはいきませんから、できるだけ満たしたものをいくつか選んで、後は満たしていない部分をどの程度妥協できるかで、最も良いものを選ぶようにしましょう。
高評価のものであれば利用開始後も不満なく利用できるはずです。こういったことをせず、ただ知名度だけに頼って選んでしまうと、利用を続けていくうちに不満がたまって来ることになります。
このような選び方は時間が必要になるので、あまり急いているときは十分な検討ができません。
逆に言えば急いで安易に選ぶことが無いように、普段から先々のお金について考え借入れが必要な場合には早い段階でカードローンの利用などの検討を始めることが必要という事になります。
カードローンを申込む場合には最初に確認してください。
参考にできる情報として有名なのがネット上にある口コミ情報です。このため、カードローンを申込む際にこの口コミ情報を参考にして選ぶという人も少なくありません。
しかし口コミ情報には真実を述べている情報も含まれてはいますが、愉快犯による偽情報や、利用者を誘導しようとする悪意のある偽情報が多数含まれていて、信じて利用するのは大変危険です。
しかも真実であったとしても、その情報はそれを投稿した人の情報であって、自分に当て嵌まるという保証はありません。審査が甘いと言ったって自分には厳しいかもしれないのです。
ですから、口コミ情報だけで判断するようなことは止めましょう。
何かを選ぶという場合、何か参考にするものが有れば助かると多くの人は考えています。それが知名度が大きいものという考え方にもつながるのですが、最近ではこういう場合もインターネットが活用されます。
インターネト上には実に多くの情報が溢れていて、カードローンについても、審査の難易度だとかお勧めだとかいう具合で、それぞれのカードローンに対して、利用者の体験談を読むことができます。
こういった情報は一般的には口コミ情報と言われ、金融機関自身の情報よりも利用者側の生の情報が得られるので、これを参考にカードローン選びを行うという人もいます。
しかし、こういったインターネット上の情報には問題があります。
例えば雑誌や書籍などのに載る情報というのは、しっかり裏取りがされえていますが、インターネット上の情報というのは誰もが投稿できる反面、裏を取るという事がありません。
また、利用者が参考にするのであれば、こういった口コミ情報を利用者集めに使おうと考える人も出てきます。このため現在口コミ情報には次のような情報が含まれていると考えなければなりません。
外面的にこれらの情報を見極めることは難しいので、結局口コミ情報を利用するのは危険と判断すべきでしょう。
しかも、もし真実を述べているとしても、その情報というのは投稿者の体験談であって、自分の体験ではありません。
先程重要なのは自分基準で選ぶことだと説明しましたが、他人の情報で選んだのではこれに該当しません。
つまり選んだとしても、その情報が自分に当て嵌まるという保証はないのです。
しかし本文で説明しているようにカードローンには虚偽情報も含まれているので、必ず真実かどうかの裏を取るようにしましょう。
ただし、使い勝手が良いというのも欠点があります。使い勝手が良い分、ついつい使い過ぎてしまうようになって、いつの間にか利用残高が増えているというような事にならないとは限りません。
ですからカードローンの利用を考えた時には、まず借りずに済ませる事が出来ないかを考える習慣をつけて下さい。自分の支出内容を見て、節約できる部分を探せば、借りなくて済むかもしれません。
このようにカードローンは便利さだけで考えてはいけません。お得さも大変重要です。ですから借りるにしても、利息や各種手数料を節約するにはどうしたらよいのか、借入時にはよく考えるようにしてください。
いろいろと検討して自分が使いやすいカードローンを選んで審査に通過できれば利用を開始できますが、カードローンと言うのは、それでなくても徐々に利用額が増えていくものです。
しかも申込んだのは使い勝手の良いカードローンですから、徐々にどころではなくて、すぐに使い過ぎるようになってしまうかもしれません。
お金を借りるという事は返済しなければならないという事です。高額の借入れは月々返済も高額になり、利息も高くなってしまいます。
使い勝手が良いというのは、こういったデメリットがあるので、注意しなければなりません。
カードローンで融資を引き出そうと考えた場合には、まず行う必要があるのは、どうすれば借りずに済ませることができるかという事です。
カードローンのような無担保保証人なしで利用できるローンと言うのは以前は無かったので、お金を借りるには担保を用意したり、保証人を探さなければなりませんでした。
このためお金が足りないという時には、まず遣り繰りで凌ぐことを考えるのが普通だったのです。
そして多くの場合には、そうやって借りずに生活できていたわけです。
ところが現在では簡単にお金が借りられるようになって、そういった遣り繰りを考える人も減ってきてしまい、安易な借り入れが増えてきた訳です。
しかし、現代人が当時の人に劣っているわけではないですから、やはり同じように遣り繰りを考える事はできるはずです。
お金を借りるのが悪い訳ではありませんが、借りずに済ものであれば、借りない方が良いのです。
ここでは使い勝手を考えて便利に利用できるカードローンの選び方を説明してきましたが、便利というのも使い過ぎに繋がったりして問題が有る為、ローン選びではもう一つお得さという視点を持ちましょう。
便利な借り入れができたとしても、使い過ぎて利息が増えてしまったり、そもそも金利が高くて他よりも同じ借入れなのに利息が膨らんでしまうというようなことが無いようにしましょう。
また、融資を引き出す場合には、利用するATMで利用手数料がかかるとか返済時に振込手数料がかかってしまったのでは、使い方によっては利息以上のお金がかかってしまいかねません。
カードローンの利用ではこういった余分な費用は極力少なくしたいですから、このお得さという視点が重要なことが分かるはずです。
収支額は自分の余裕ですから、この中から返済できれば他の支出に影響せず、返済が生活を圧迫するという事はありません。
ここで、カードローンの選び方を纏めておきます。
お金の利用目的によっては目的別ローンの方がずっとお得な借り入れができるので、検討するときは他のローンのことも含めて考えましょう。