借りやすいカードローン選びとは?人の意見に惑わされてはいけない!

カードローン選びは知名度の高いところという人もいますが、もう少しましな選び方としては他の人の話を聞いたり、或はお得さを狙って金利を目安に選ぶという人も多いはずです。

しかしよく考えておかなければならないのは、カードローンは何度も貸し借りが繰り返せるという特徴が有る事で、便利さが極めて重要になり、選ぶ基準として借りやすさを考えなければなりません。

そこでまずは自分の使い方を考えて自分はカードローンに何を求めているのか要求をまとめ、その要求を満たすかどうかで、カードローンを評価して、最も評価が高いものを選ぶようにしましょう。

カードローンは何を基準に選ぶ?多くは人の意見と金利を目安にする

カードローンを選ぶ場合、何を基準に選べば良いのでしょうか。何も情報が無ければ、テレビのコマーシャルで流れているようなものの中から、印象に残っているものを選ぶでしょう。要するに知名度が基準です。

しかし、もう少し考える人であれば、ネット上にある実際に利用した人の口コミ情報等に目を通して、良さそうなものを選ぶでしょう。それでも基になるのは知名度で、有名どころの情報を読んで決める訳です。

更に考える人の場合には、今度はお得さのことを考えて、やはり有名どころの中から、金利を比較することによって、お得だと判断したものを選ぶということも多いのではないでしょうか。

カードローンはどうやって選ぶ?最も簡単なのは知名度で選ぶ事

カードローンは一度申し込めば何度も借りたり返したりを繰り返すことができて大変便利なので、自分も利用しようと考える人も多いでしょう。

そこでカードローンをどのように選べば良いのかという事になりますが、結局自分が知っているものの中から選ぶというのが普通でしょう。

自分が知っているというのは、何時も利用している金融機関のものという選択も有りますが、もう一つはテレビのコマーシャルで毎日盛んに宣伝されていて、頭に刷り込まれているものもあるでしょう。

いずれにしても、カードローンに限りませんが、何かを選ぶ際には、知名度の高いものが選択肢に上がり、その中から選ぶという場合が多いはずです。

しかしこれは単に宣伝効果で、知られているというだけで、借りやすいかどうかとは別の話になってしまいます。

少し考える人は人の意見を参考に良さそうなものを選ぶ

また中には、出来ればよいものを選びたいと考えて、ネット上などにあるお勧め情報などを参考にするような場合も有ります。

この場合もやはり知名度の高い有名どころのカードローンの情報を参照しますから、やはり知名度が重要になります。

そういった情報の中で、誰かが申し込みやすいとか、借りやすい、あるいは使いやすいと言ったものであれば、自分にも良いものになるだろうと考えるわけです。

確かに誰かが良いといったものは、それなりに良い部分があるという事になるので、その良い点が自分にも良いと感じられるのであれば、知名度だけで選ぶよりは良いものが選べる可能性はあります。

ただ、こういう場合、何かが良いという情報はその投稿者の考えであって、必ずしも自分にも当てはまるという訳ではありませんから、選んだ結果が借り難かったりする可能性も無いとは言えません。

お得さを考える人は金利を目安に選ぶ

もう一つの選ぶ基準としては、お得さを第一に考えるという人です。よくあるのは、金利を比較して最も低いものを選ぶという事です。

ただし、この場合もまた知名度のあるものの金利を調べて、それらを比較して選ぶという事になります。

これであれば、お得に利用できる可能性は出てきますが、借りやすいかどうかというような使い勝手には関係の無い話ですし、金利では消費者金融は銀行には勝てませんから、選んだ結果は銀行だけになります。

もちろんお得なのは良いことですが、安易に銀行のカードローンを選んでも、審査に落とされるというようなことも有るので、金利による選び方というのも問題のある選び方と言えるでしょう。

~ネット上の口コミ情報には注意~
本文で触れているネット上の情報というのはいわゆる口コミ情報と言われるもので、実際にカードローンを利用した体験談と言われるものです。

しかしネットには誰でも投稿できることを忘れてはいけません。この口コミ情報には次のような情報が含まれていると考えられます。

  • 真実を述べている情報
  • 愉快犯による虚偽の情報
  • 利用者を誘導するために虚偽の情報

こういった虚偽情報が含まれている以上、こういった情報を信じすぎるのは危険です。

もし口コミ情報を利用するのであれば、必ず別の情報源で裏を取ることを忘れない様にしましょう。

カードローンの特徴は何度も利用すること!借りやすいことも大変重要

しかしカードローンを選ぶ場合には、これではなかなか良いものは選べません。さらに慎重な人というのは、まずカードローンの特徴を考え、これを基に選び方を考えるでしょう。

カードローンの特徴というのは何度も借りては返すという事が繰り返せるという事です。ですからこれを行うためになんどもATMに向かったりすることになりこれが便利でなければ使い難くて仕方がありません。

したがって、カードローン選びで借りやすいものという基準が大変重要になってくるので、先程示したような基準ではなかなか良いものに当たらないかもしれません。

もっと深く考える人はまずカードローンの特徴を考える

このように多くの場合知名度がキーポイントになって選ぶことになりますが、この選び方は、やはり借りやすいという点では、問題も多いと考えなければなりません。

そこでもっと深く考える人は、まず、カードローンの特徴を考える事から始めます。

カードローンと他のローンの最大の違いは、1度契約すれば何度でも借入れと返済を繰り返すことができる事です。

他のローンの場合には1度契約して借入れしたら、後は返済が続くだけです。こういったものを証書貸付と言いますが、この場合には、借り難かったとしても1度ですからあまり気にする必要はありません。

しかし、カードローンはこれを何度も繰り返すわけですから、その点を考慮して選ぶ必要があると考える訳です。

何度も利用するには便利でなければ使い難い

そこで何度も借りたり返したりを繰り返すときに、何が重要になるのかを考えてみると、やはりここで説明する借りやすいという点と、さらに返済しやすいとという点等、要するに便利さが重要な意味を持ちます。

例えば、借りようと思った時に利用できるATMが自分の行動範囲の中になかったとしたら、借りるために、わざわざ別の地域に行かなければならないという事になるので、借り難いと言えるでしょう。

また返済方法でも返済の度に手数料がかかったのでは、例えば金利が低かったとしても余分な損失が生じて、使い勝手が悪いと言えるでしょう。

こういった問題がある場合カードローンとしては使い難くて仕方がないはずです。

カードローン選びでは借りやすいなど使い勝手をよく考えよう

そこでカードローンを選ぶ場合には、知名度という枠を作らず、多くのカードローンの中から借りやすいという基準や使い勝手が良いという基準で選ぶことが必要という事が分かります。

使い勝手で選ぶ場合に重要になるのが、先程説明したような誰かの体験談ではなくて、自分が便利なのかどうかが判断できる指標が必要になる訳です。

こういった選び方は、誰でもあまり慣れていないので、どうやったら良いのか分からないかもしれませんが、借りやすいあるいは使い勝手の良いものを選ぶには、大変重要なことです。

~利用目的によってはカードローンの利用は不利~
本文ではカードローンの利用について話を進めていますが、お金の利用目的によってはカードローンを利用する事は不利になります。

例えば家を建てるのにカードローンを選択する人はいないでしょう。それはそもそも家を立てられるだけのお金が借りられませんし、また金利的に大きな差があるからです。

これと同じように住宅の他にも、お金の利用目的に合わせて目的別ローンと言うものが用意され、通常はカードローンよりも低い金利で借りられます。

ですからカードローンを選ぼうとする前に、お金の利用目的を考えて、まずは目的別ローンを探してみて下さい。

まずは自分の使い方を考えてみよう!カードローンは使い方で選ぶ

そこでまず必要になるのが、自分の使い方です。利用できるATMが近くにあるかとか返済方法は自分向きの方法が用意されているかなど、様々な点で自分の要求事項を挙げていってみましょう。

また有名どころばかりではなくて、自分の行動範囲や、ネット上からでも利用できるもの等、自分が利用できる可能性のあるカードローンをすべて網羅できるように、カードローンの情報を集めて下さい。

情報を集めたら、その情報を挙げておいた要求事項を満たすかどうかという視点で評価して、もっとも要求を満たしているものを、見つけましょう。そのカードローンこそ借りやすく自分向きのものです。

まずは自分の使い方を考えて要求事項を挙げてみよう

そこで、どういった基準で選べば良いのかという話になりますが、この場合自分が借りやすいとか使い勝手が良いということで選ぶわけですから、基準は自分でなければなりません。

そこでまず自分がカードローンを利用する場面を想像して、自分がカードローンに何を要求しているのかを箇条書きにしてみましょう。

例えば次のようなものが挙げられます。

  • 利用手数料の掛からないATMが自分の行動範囲内にある
  • 提携ATMを含めて全国で利用できどこに行った時でも借りられる
  • 将来的に自分が利用を望む金額の借入ができる可能性がある
  • 自分の返済能力で返済できる返済額になっている
  • 返済方法に自分が望む方法がある

これは一例ですが、借入れについてや返済についての自分の要求が入っています。

そこで自分向きにこのような要求事項の一覧を作ってみて下さい。

カードローンの情報収集も必要

もう一つ重要なのがカードローンの情報収集です。自分の行動範囲やネット経由で利用できる金融機関には実に様々なものがあります。カードローンが利用できるものに限定しても次のようなところが考えられます。

  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • ネット銀行
  • 大手消費者金融

この他中堅の消費者金融でもカードローンを提供していることろも有ります。

こういった金融機関で自分が利用できる可能性のあるものは、すべて選択肢になり得ます。

ですから多少時間はかかりますが、現在ではインターネットという便利なツールがありますから、とにかく情報収集をして下さい。

自分の行動範囲内であれば、店舗でパンフレットを貰ってくるのも良いでしょう。

要求事項でカードローンを評価しよう

要求事項と情報収集が終わったら、この要求事項を満たすかどうかで、各カードローンを評価してみましょう。

評価の結果、最も自分の要求事項を満たしているものが、自分にとって借りやすく使い勝手の良いものと考える事ができます。

ただし全ての要求事項を満たすものがあるかどうかは分かりませんから、要求事項を挙げるときには必ず満たしている必要があるのか、あるいは満たさなくても妥協して良い要求なのかも考えておきましょう。

~銀行のカードローンは申込みできる地域に注意~
都市銀行は日本全国から申し込みができますが、地方銀行や信用金庫のような金融機関の場合、申込みができる地域が限定されているのが普通です。

ですから、カードローンの情報を集めるときは、そういった点についても確認しておきましょう。

借り過ぎには要注意!返済能力を正確に把握しておくことが重要

ただし、借りやすいという事は悪い面も有ります。借りやすいと、すぐに借りようと考えてしまう傾向になり、ついつい借り過ぎて、借入残高が膨らんでしまう事に繋がってしまいます。

ですから、必要も無い借り入れをしてしまう事もあるので、カードローンを契約して、お金を借りようと考えた時には、まずは借りずに済ませられないかをよく考える癖を付けましょう。

どうしても借入れが必要と考えた場合には、まず自分の返済能力を正確に把握し、月々の返済がその能力を超える事にならないように注意して借入れする必要があります。

借りやすいと借り過ぎに繋がる!

こうして借りやすいカードローンを選んで、いよいよ利用を始めたとしましょう。

借りやすい訳ですから、お金が足りないと感じた時には、すぐに借りようと考えるでしょう。

つまり借りやすいのは大変良いのですが、その良い点が、借り過ぎに繋がってしまうという問題があるわけです。

利用しているうちに利用状況を確認してみたら、借入残高が非常に高額になってしまったというようなことも無いとは言えません。

そうすると返済額も当初想定したものを超えてしまう可能性も有りますし、返済期間も長引き、掛かってくる利息も高額になってしまう事に繋がります。

まずは借りないことを考える様にしよう

ですから自分にとって使い勝手の良いカードローンを選んだとしても、安易に借入れを繰り返しては駄目だという事です。

そこでお金が足りないと考えた時には、安易な借り入れを行うのではなく、まずは借りずに済ませる方法が無いかを考える習慣を付けるようにしましょう。

カードローンなどという便利なものが無い時代には、お金を借りるのはそう簡単ではありませんでしたから、こういった借りずに済ませることを様々考える事は当たり前のことでした。

そうしていろいろと遣り繰りすることで、実際に借りずに済ませるのが普通ったのです。

そういう事が、今の時代の人にできない訳はないのです。ですから、借入を考えたら、まず借りないことを考える事が必要なのです。

借りる場合には自分の返済能力を正確に把握する必要がある

もし借入れがどうしても必要という場合には、借り過ぎて返済できなくては困りますから、事前に自分の返済能力を正確に把握して、返済できると考えられる場合のみ実際の借入れができる訳です。

そのためにはまず1年程度前からの月々の収入額と支出額を調べて下さい。その2つから次の計算式で月々の収支額を計算します。

収支額 = 収入額 - 支出額

この収支額が、自分の生活に影響せずに返済に回せる金額になりますから、過去1年分の収支額が次の式を満たすことを確認しましょう。

収支額 ≧ 返済額

常にこの数式が成り立っていれば、今後も返済ができなくなるようなことはまずないと考えられます。

しかし時々この数式が成り立たない月がある場合には、そういう時に返済に回せるお金を他の支出から捻出できるかどうかを調べてみましょう。捻出できるのでれば、借入れしても大丈夫でしょう。

もし、頻繁にこの数式が成り立たなくなっていた場合には、返済は難しいと判断するべきです。借入れしてから返済できないのでは、困ります。

~安易に借入すると自己破産も有り得る~
もし安易に借入れを繰り返して、返済できなくなった場合、いろいろと遣り繰りして返済できれば良いですが、できなければ債務整理せざるを得なくなって、最悪自己破産という可能性も無いとは言えません。

ですから返済を甘くみず、十分考えたうえで借入れするようにしてください。

ここで借りやすいカードローン選びについて纏めておきます。

  • カードローンは知名度で選ぶ人が多い
  • カードローンは何度も利用する事が多く借りやすさが大変重要
  • 自分の使い方を考えて自分基準で選ぶことが必要
  • 自分の返済能力を超えて借入れしてしまう事が無いように注意が必要

もし大型ローンの利用予定があるのであれば、カードローンの利用が審査に影響する可能性があるので、借りやすいものが見つかっても、カードローンの申込みはその後に回すようにしましょう。