キャッシングの利用を家族に隠したい!バレないようにするには?

キャッシングの利用を家族に内緒にしておきたい人も多いですが内緒にするためには申込み時や利用開始後にバレる可能性がある契機としてどのようなものがあるか予め洗い出しておくことが必要です。

バレないようにするにはこれらの契機毎にどのようにすればバレないかという対策を考えておくことが必要で、例えば申込み時のやりとりや、利用開始後の利用明細書の送付等について考えておく必要があります。

ただし、返済が滞ってしまったというような非常事態が発生した場合には、金融機関は督促状や電話をしてくるので、隠していおくのは難しく、これを考えれば、そもそも家族に隠しておくのはお勧めできません。

キャッシングを家族には内緒で利用したい!バレる契機とは?

キャッシングは借金ですから内緒にしたい人は多いですし、特に家族には知られたくない場合もあるでしょう。

そういう場合、隠しておくには、まずバレる契機にはどのようなものがあるのか洗い出さなければなりません。

バレる契機として最も多いのが金融機関とのやりとりが必要になる申込み時が考えられ、金融機関から連絡が入る電話や郵送物を家族から隠さなければなりません。

また、審査を潜り抜けたとして、利用中も気は抜けません。金融機関は毎月利用明細書を送ってきます。

家族の場合毎月郵送されてきていれば不審に思う可能性も有るので、これについても考えておかなければなりません。

キャッシングの利用を家族には内緒にしたいと考える人は多い

借金はあまり他の人には知られたくないものです。以前は生活の為に借入れするという場合が多かったために、家族内ではキャッシングを内緒にする必要はなかったのですが、最近では事情が変わってきました。

最近ではお金を借りる理由というのが、自分の趣味やレジャーの為という場合も増えてきていて、家族に話せば、借金をしてまで行う事ではないというように反対される可能性も出てきます。

このためキャッシングの利用では、家族に内緒で借りたいと考える人も多く、途中でバレてしまって、厳しく叱られるということも出てくるようになりました。

家族にバレる契機は申込時に多い

そこで家族にバレないようにするにはバレる可能性のある契機を洗い出さなければなりません。

家族にバレる契機というのは主に消費者金融などの金融機関から利用者に対する何らかの接触がある場合で、この接触が自宅で行われれば、そこから家族の不信を招いて発覚してしまう事になります。

こういった接触が多いのはやはり申込み時になるので、まずは申込み時のバレる契機について考えなければなりません。

申込み時に金融機関側から申込者に接触があるのはキャッシングによっても違いますが、次のような契機が考えられます。

  • 申込み直後に申込みがあったという電話連絡
  • 在席確認(在宅確認)
  • 審査結果の連絡
  • 契約書類の送付
  • ローンカードの送付

もちろん申込方法によっても違うので詳細についてはそれぞれ確認が必要になります。

また在席確認は会社員であれば勤務先に電話が行われますが、自宅で商売をしている自営業者の場合には、自宅に対して行われるので在宅確認になります。

申込み時にはこういった契機がある訳です。

利用開始後は利用明細書から発覚する可能性がある

またバレる契機というのは申込み時だけではありません。可能性は減りますが、利用開始後もバレる契機があります。

利用開始後にバレる契機として考えられるのは、月々送られてくる利用明細書があります。

利用明細書は消費者金融の場合、消費者金融名は伏せて送ってきますが、そういったものが月々送られてくれば、家族が目にとめて、どういったものなのか気にしてくることは十分考えられます。

ここから、家族にばれてしまったという人も、少なくありませんから、ばれないようにするには、こういった点についても考えておかなければならないわけです。

~まずは借りずに済ませることを考えてみよう~
借り入れすれば、その後は返済を行っていかなければならず、しかも利息も支払わなければなりません。つまり利息分は自分の損失になる訳です。

ですから、借入れを考える場合には、まずは遣り繰りなどで借入れしないで済ませる方法について考える事が重要です。

バレないようにするには契機毎に対策を立てる必要がある!

そこでバレないようにするためにはこの契機に対してそれぞれバレる可能性をつぶしておかなければなりません。抜けが有ればそこからバレる事になるのでしっかり検討する必要があります。

自営業者の場合には、在席確認が自宅に対して行われることになるので、在宅確認になり、これに対しては家電に掛かる為、バレないようにするには自分で電話を受けられるように注意する必要があります。

月々送られてくる利用明細書はキャッシングによっては、ネット経由で利用状況を確認する前提で、送付を停止することができるので、契約したら停止の手続きを取っておきましょう。

バレないためには可能性をつぶしておくことが重要

そこで次にこれらの契機についてそれぞれバレる可能性をつぶすことが必要です。

まずは申込み直後に行われる申込みがあったという確認電話については、申込時に連絡先電話として自宅の家電の番号ではなくて、自分の携帯電話番号を記入しておけば携帯電話で受けることができます。

次の在席確認については次節で説明します。そこでその次の審査結果の連絡についてですが、この連絡方法としては電話かメールが選べるのが普通です。

電話連絡の場合はやはり先程と同様に連絡先電話を携帯電話にしておけば、家電にはかかってきません。またメールにしておけば、そもそも電話は避けられますから隠しておくにはお勧めと言えるでしょう。

また契約書の送付も最近では契約自体をネット上で行えるものも増えているので、そういったものの利用を考えてみましょう。

ローンカードの受け取りは物理的なものですから、送付を選ぶ場合には、家族に気付かれないように注意が必要になります。

ただ契約とローンカードの受け取りについては、店舗に行って自動契約機で行う事も可能ですから、申込み自体は家で行っても、契約以降を自動契約機で行えば家族の目に留まるようなことは避けられます。

自営業者の場合在宅確認には注意が必要

では在席確認について考えてみましょう。

会社員であれば在席確認は職場の電話に掛かりますから、家族にバレるという観点から言えば、バレる可能性はありません。

しかし自営業者のように在席確認が在宅確認になってしまう場合には、注意が必要です。

この電話は連絡先電話ではなくて家電に対して行われるので、電話自体を隠しておくことはできません。ですからそれがキャッシングの在宅確認だと悟られないようにすることが必要です。

このため、この在席確認電話は、できれば自分で受けるようにするべきです。ですから在宅確認が行われそうな時間には電話の近くにいるなどの対応が必要でしょう。

キャッシングの中には在宅確認の時間帯を指定できるようなものも有るので、そういったものを利用するのも一つの方法と言えるでしょう。

ただし、この在宅確認では、消費者金融側は個人名で掛けて来るので、万が一家族が出てしまったとしても、それだけでキャッシングの利用とは分かりません。

そういう場合の言い訳も予め考えておくと良いかもしれません。

利用明細書は送付を止められる場合も有る

最後に月々送られてくる利用明細書への対策です。対策としては利用明細書の送付を止めてしまえば家族の目には付きませんから完璧と言えますが、以前はこれができませんでした。

しかし、現在は利用状況をネット上から確認できる仕掛けが提供されているので、これを利用するという前提で、月々送られてくる、利用明細書の送付を止めることができます。

そこで契約が完了したら、すぐに利用明細書の送付を止めるための手続きを行っておきましょう。これが遅れると、最初の送付には間に合わない可能性も出てきます。

~利用明細を止めたら必ずネット上から利用状況を確認しよう~
利用明細書の送付を止めても、利用状況を把握しておくことは、安易に借入れを繰り返さないためにも絶対に必要ですから、定期的に自分の利用状況の確認を行うように十分注意してください。

非常事態の時は隠しておくのは難しい!返済能力の見極めが重要

しかし、バレる契機というのはこういった正常な場合だけとは限りません。キャッシングを利用していれば、時には返済に行き詰ってしまうような非常事態も発生することがあるものです。

もし返済できなければ、金融機関からは督促状を送って来たり、回収担当から電話が入ったりすることになり、それでも返済できなければ、債務整理を行わなければならなくなってしまう事もあります。

そうなってしまうと、もはや家族に内緒などと言っている場合ではありませんし、当然家族も気付いてしまうでしょう。その場合には隠しておいたことも分かってしまうので厳しく叱られることになるでしょう。

返済ができなくなるような非常事態も発生する可能性がある

ここまでは正常に利用している場合に家族にばれないようにする対策を考えてきましたが、キャッシングの利用では、こういった正常な利用が続くとは限りません。

キャッシングを利用してお金を借りたら、そのお金は返済していかなければなりません。常に返済していければ、ここまでの対策で家族には内緒にできるはずです。

しかし、返済は場合によってはできなくなることも有ります。単に返済日を忘れて入金できなかった場合でも、遅れは遅れです。

時には忘れという訳ではなくて、本当にお金が用意できず返済できなくなってしまう事も有ります。

そういう異常事態が発生すれば、金融機関は正常時とは違った接触をしてくることになるのです。

金融機関は返済が無ければ何としても回収するため督促状を送ってくる

もし何らかの理由で返済日までに返済が行われなかった場合には、金融機関はまずは入金忘れを疑って、督促状を送ってきます。もちろんこういったものが郵送されれば、家族にも目につくものです。

さらにその督促状を隠したとしても、それに従って返済が行われなければ、金融機関も本気で回収に乗り出すことになり、回収担当が電話をしてきます。

最初は連絡先電話に行われたとしても、対応が悪ければ家電に電話が行われる可能性も有ります。場合によっては返済できず債務整理を行う必要も出てくるかもしれません。

そうなると家族も不審に感じてどういうことかと問い詰められるはずです。

非常事態の時はまず隠しておくことは無理

このため、こういった非常事態に至った時には、もう家族に隠しておくのは難しいと考えるべきでしょう。

そもそも、そういった状況になった場合、なるべく早く返済しなければ、その間は利息の他にさらに遅延損害金も発生することになるので、家族に相談してでも、お金を作らなければなりません。

そういう状況を避けるとすれば、返済日のできるだけ前の返済できない事が分かった時点で、金融機関に連絡を取って、一時的に返済額を減額してもらうというような方法が考えらえます。

しかしそういった場合も、先々返済できるとは言えませんから、やはり家族に相談して打開策を考えたほうが賢明です。

~キャッシングは借入前に返済の可能性を評価してみるべき~
キャッシングを利用したら返済していかなければなりませんから、借入れる前に、自分の収入や支出を考慮して実際に返済していけるのかどうか見極めてお行くことが重要です。安易に借入れしてはいけません。

家族には内緒にしておくべきではない!申込の前に相談しよう

こういった困った状況になった時というのは、叱られてもやはり一緒になって対応を考えてくれるのは家族だけです。場合によっては返済を助けてくれる可能性も有るでしょう。

ですから後になってバレるよりも、あらゆることを想定したうえで、借り入れをする場合には、予め家族と情報を共有し、困った時も安心して相談できるような関係を作っておくことが必要でしょう。

もちろん相談すれば借り入れには反対されることも有るでしょう。その時には借入れ自体を考え直してみる事も必要です。よく考えてみたら借りなくて済ませることもできるかもしれません。

返済に困った時に助けてくれるのは家族だけ

このような困った状況になった時には、何とかして返済しければ最悪の場合自己破産しなければならなくなります。

このため、利用者は更に別から借り入れをして返済する人もいます。家族に内緒にするために、何件も借入れを繰り返して多重債務者に陥ってしまう人も珍しいことではありません。

このように返済のための借入れを繰り返すと、次第に深みにはまってしまう事になるので、借入額が少ないうちに何とかしてしまうのが最も良い考えです。

そして、こういった状況になった時に助けてくれるのは、結局は家族だけなのです。

ですから、こういったことを考えた場合、家族に内緒にしておくのは良い考えとは言えなくなります。

後になってバレるよりも最初から相談しておいた方が良い

ですから、このように自分ではどうしようもなくなった段階で、家族にバレるよりも、最初から家族にはキャッシングを利用する事について相談して、情報を共有しておいた方が無難と言えるでしょう。

家族に説明する場合には、いくら借りるというような話だけではなく、何のために利用するのかという事を、その必要性を含めて、できるだけ詳細に説明することが必要です。

また自分にとってどういった意味があるのかも説明して理解を求めれば、納得してもらう事もできるはずです。

家族に借入れを反対されたときはもう一度考え直してみることが重要

もちろん利用目的によっては、そんなお金を借りる必要はないと借入れに反対される可能性も十分あります。そもそもそれがいやで家族に内緒にしたいわけですから当然です。

そこで怒ってしまって、見切り発車で借り入れしてしまうとういう場合も有りますが、それは得策ではありません。

家族といってもそれぞれ考え方は違いますから、借入れに対して、自分の見方とは違った見方をして、借入れの必要性の判断をします。ですからその意見を無視するのはもったいない話です。

自分の見えていない部分から危険性を察知することができるかもしれませんから、反対されたとしても、その理由をよく聞いて、もう一度借入れ計画を練って、再度相談することが重要です。

そうやって様々な見方から問題を排除していけば、返済で発生するかもしれない問題も予め排除できるかもしれません。

また場合によっては、そもそも借入れする必要が無いことに気が付くかもしれませんし、家族の話を聞くのは決して無駄ではないと考えましょう。

~未成年の場合でも保護者の同意が有れば借りられる場合もある~
お金を借りたいと言う場合、未成年者という事も十分考えられます。例えば高校卒業後大学に進学したと言う場合、部活などでお金が必要になる事も考えられます。

この場合成人していないので殆どのキャッシングは借りられませんが、ごく一部のキャッシングでは保護者の同意が有れば借りられるものがあるので、保護者によく相談してみましょう。

ここでキャッシングの利用を家族にバレないようにすることについて纏めておきます。

  • キャッシングの利用を家族にばれないようにするにはまずバレる契機を洗い出すことが必要
  • バレる契機が洗い出せたらそれに対する対策をそれぞれ考える事が必要
  • 返済できなくなるような非常事態の場合には家族に隠すのではなくて相談して対策を練るべき
  • 非常事態も考えてキャッシングの利用時には最初から家族に相談しておいた方が良い

家族というのは敵にするものではありません。相談することで味方につける事が可能な人達ですから、何についてであっても内緒にしておくのは得策とは言えません。