消費者金融エニーは東京に1店舗を持つ小規模業者ですが、全国的に知られた業者で、最高300万円までの融資に対応し、最高金利20%で融資を行っています。
申込みはネット経由を始め電話や窓口など5つの方法が用意されており、ネット経由を利用して全国から利用する事が可能で、審査も比較的緩めとされており、人気の高い業者になっています。
融資の利用方法は窓口での手渡しか申込み時に申告する銀行口座に対して振込みで行われ、返済でも窓口で行うか、あるいはエニーの指定口座に銀行振込で行う事になっています。
エニーは東京都に店舗を構えている小規模な消費者金融で、多くの場合にはこういった小規模業者は周辺の人に対してお金を貸す街金と呼ばれるのが普通ですがエニーは全国から申込みがある業者です。
エニーには2つの金融商品が用意されていて、それぞれ内容が違っていますが、融資の最高額は300万円まで対応しており、今でこそそれほど高額とは言えませんが、十分な金額の融資と言えるでしょう。
金利は融資額によって違ってきますが、10万円未満の融資では法定上の最高金利になる20%になっているので、大手消費者金融よりも多少高い設定のため注意が必要です。
消費者金融エニーは東京都台東区に店舗を構える消費者金融で、店舗としてはこの1店舗のみで、規模的に言えば大変小規模な業者という事になります。
ただし、このエニーの名前は知る人ぞ知るという存在で全国的に見ても、意外に知られている業者になっています。
エニーが用意しているキャッシングには次の2種類があります。
商品名 | 1day ダイレクト |
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利用限度額 | 1万円~100万円まで |
金利(年利) | 10万円未満:20.0%、10万円以上:15.0%~20.0% |
返済方式 | 元利均等返済方式 |
商品名 | ビッグ |
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利用限度額 | 100万円~300万円まで |
金利(年利) | 12.6%~15.0% |
返済方式 | 元利均等返済方式 |
表に示した通り、利用出来るキャッシングは1day ダイレクトとビッグがあり、融資の希望金額により選ぶことになります。
100万円以内であれば1day ダイレクトを利用する事になり、この場合には、名前が1dayと言っているように、申込時間にもよりますが、即日融資が利用できる可能性があります。
また100万円を上回る融資を希望する場合には、ビッグを利用する事になり、審査は1day ダイレクトよりも時間がかかることが予想されます。
ビッグを利用すれば300万円までの融資に対応していますが、エニーは消費者金融ですから、貸金業法の総量規制に従う必要が有る為、年収の3分の1を超えるような融資は利用できません。
金利は1day ダイレクトの場合で最高20.0%となっていて、例えば大手消費者金融が提供しているカードローンの18.0%よりも高くなるので、あまり借り過ぎてはいけません。
ビッグの方になると300万円までで、12.6%~15.0%となっていますから、最高金利の15.0%とすればほぼ他業者と同程度、最低金利の12.6%の場合には、他業者と同等か若干高めということになります。
特に小規模業者は事業継続にも支障を来たすほどで、小規模消費者金融は生き残り戦略を練る必要が生じました。
そこで一つの戦略がブラック対応というもので、大手や中堅業者が融資を行わないブラックと呼ばれる信用が低い人に融資をすることで生き残る業者が出てきたわけです。
本文で説明しているエニーもこのブラック対応業者と言われ、これも全国的に知名度を上げる要因になっています。
エニーの申込みはネット経由や電話、窓口まで5通りの方法が用意されており、この中から自分が利用しやすい方法を選んで申込みを行う事が可能です。
ネット経由の申込みではホームページ上から必要事項を送信すると、まずは申込みの内容確認の電話が入り、この後審査が行われて審査通過後に、必要となる書類を提示する必要があります。
申込みできる地域は限定されておらず、また店舗に行く必要も有りませんから、エニーは全国から利用する事ができ、しかも審査がゆるいという事で有名でこれが全国から申込まれる理由になっています。
次にエニーの申込方法ですが、以前エニーはフェイスツーフェイスで、対面で行われていたようで、現在でも窓口での申込みは残していますが、全国展開を始めて、店舗に行かなくても申込めるようになりました。
現在提供されている申込方法は次の5種類です。
もちろん郵送を利用した場合には、即日という訳にはいきませんし、後程説明しますが電話の場合には、融資は窓口で行われるので、まずは自分が利用できる申込方法を、よく考えてみる必要があります。
後はその中から申込みやすいものを選んで申込みましょう。
ネット経由の場合の申込み手順は次のようになります。
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ただし、ホームページには詳細な手順は書かれていませんから、申込みの前か、あるいは申込内容の確認電話が行われたときに、詳細の流れを確認しておくようにしましょう。
審査は通常30分程度となっていますが、申込者によって時間がかかる事もあるので、この時間が保証されているわけではありませんので、少し時間に余裕を見て申し込んだ方が良いでしょう。
小規模業者の場合ネット経由の申込みが可能であっても、申込みできる地域を限定している場合も有りますが、エニーの場合には特に地域を限定せず全国から申込めます。
またエニーの審査は比較的緩く多少信用上の問題があっても通過できる場合が多く、他のキャッシングが駄目だった人でも利用できる可能性があり、これが全国的に知られる最も大きな要因と言えるでしょう。
ただし、エニーも返済してくれなければ利益に繋がりませんから、返済能力はそれなりに要求され、返済能力が低くて他の業者のキャッシングが利用できないような人の場合にはエニーでも利用は難しいでしょう。
もちろんエニーの考え方次第で絶対にないとは言えませんが、通常は職場に電話が入ることはありません。
融資はATMは利用できず、窓口か申込み時に記載する利用者の銀行口座に対して銀行振込で行われることになります。カードローンのように便利ではありませんが、使い過ぎの歯止めになるでしょう。
返済は店舗の窓口に行って支払うか、エニーの指定口座へ銀行振込によって支払う事になります。やはりちょっと面倒ですから、後回しにして遅れてしまわないように注意しなければなりません。
また返済では店舗は1つしかありませんから、殆どの利用者は事実上銀行振込という事になる為、振込手数料が掛るので、キャッシングを損得で選ぶ場合にはこの振込手数料も考慮する必要があります。
エニーの融資は申込方法によって違っており、窓口或は電話での申込みの場合、窓口での手渡しによって行われることになります。
元々エニーは先程も説明したようにフェイスツーフェイスでの融資を行っていましたから、現在でも顔を突き合わせて融資するという事にこだわりを持っているようです。
ネット経由或は郵送、FAXでの申込みの場合には振込みによる融資に対応しており、申込み時に指定することになる銀行口座への振込みによって融資が行われる事になります。
返済についてもやはり窓口での支払いか、指定口座への銀行振込によって行う事になります。
店舗は東京都の1店舗のみですから、全国的に知られていて全国からの利用者がいるという事を考慮すると、他府県からの利用者数もかなりの数に上ると考えられ、多くの人は銀行振込による返済になるはずです。
返済方式は1day ダイレクトもビッグも元利均等返済方式になっており、1day ダイレクトの方は60回以内、ビッグの方は120回以内で返済回数が決められます。
ですから、返済額が自分の返済能力を超えないように返済回数を決め、返済できない様にならないように注意しましょう。
銀行振込による返済では、振込手数料がかかる事になるので、他のキャッシングと損得を比較する際には、この点も考慮して考えなければなりません。
例えば他のキャッシングでは自動引落が利用でき、返済に手数料は係らないが若干金利が高い設定だったとしましょう。
この場合利用金額と返済期間にもよりますが、若干高い分の金利で計算される利息が、エニーの方の利息と振込手数料の合計を超えるかどうかが損得を分ける事になります。
安易に考える人は手数料を払ったとしても前者よりは有利だろうと思ってしまうかもしれません。
しかし最近では金利が低くなっている為、振込手数料は利息と比較しても意外に高額で、必ずしも後者の方が有利とは言えず、自分の利用方法をよく考えて判断しなければ、思わぬ損失を招きますから要注意です。
ですからキャッシングで有利さを考える場合には、こういった手数料を無視してはいけません。有利不利を判断する一つの重要な要素と捉えて下さい。
エニーの人気は審査が緩くブラック対応業者として知られていることからきていますが、実際にはブラック対応とは言っても返済能力が無ければ否決になる事も珍しくはないのであまり楽観してはいけません。
またまだブラックという訳ではなかったとしても、すでに多重債務を背負っているような人の場合にも、やはり返済できる可能性の評価としては低くなってしまい、審査通過は難しいでしょう。
もう一つエニーで注意しなければならないのが闇金で、闇金の中にもエニーを名乗って商売を行っているところが実際に確認されていますから、申込む場合にはそういった業者と間違えないようにしましょう。
エニーは審査がゆるく、ブラック対応と言われているので、それを狙って、申込みを行う人も少なくありません。
ブラックというのはかつて金融取引上に問題が有って、ほかの金融機関ではローンを申込んでもどこも審査に通してくれない状況のことを言います。
ですからブラック対応という言葉を頼って申込んでくる人の多くは、他では借りられないために、いろいろと探してエニーにたどり着いていると考える事ができます。
しかし、ブラック対応という言葉には語弊があり、そこを誤解している人が多いので注意が必要です。
金融機関というのはエニーも含めて利益をあげるための企業であることを忘れてはいけません。つまりいくらブラック対応と言われても利益が得られそうにない人には貸しません。
ブラックというのは信用上の問題から返済してくれるかどうかに不審があり、融資が行われないという状態ですが、そういう人の中には返済能力は十分ある人と、返済能力にも問題がある人がいます。
ですから、エニーだけではなくブラック対応と呼ばれている業者でも審査で落とされることなど普通にあるのです。
それなのに審査に落とされてブラック対応というのは嘘だと騒ぐ人もいるようです。
はっきり言えば世の中そう甘くはないという事です。お金を借りようと思った時は、まずは返済能力があるのかないのかをよく考えてみて下さい。
また、エニーの場合まだブラックという訳ではないが、他からの借入れが有って多重債務があるというような状態の人も審査通過は難しいと言われています。
多くの場合多重債務と言っても3社目程度までは審査に通しているところが多いのですが、エニーの場合には多重債務というのは許容できないようです。
ですからすでに何社か借入れしていて、新たな借入先を探したいというような場合には、エニーでは審査通過は難しい訳ですから、別の業者を探した方が良いという事になります。
審査が緩いと言われる割にはエニーの考え方というのは意外に厳しいものがあるように見えます。
もう一つエニーを利用するときに注意しておきたいのがエニーはエニーでも闇金のエニーを利用してしまわない事です。
実はエニーのホームページにも記載がありますが、同じようにエニーを名乗っている闇金が存在していることが知られています。
もちろん既に問題になっていますから、名前を変えてしまっているかもしれませんが、エニーを名乗る業者が他にもあったことは間違いありません。
これは単に名前が重なっただけなのか、あるいはエニーが全国規模で知られていることを利用して、利用者獲得を狙っているのかは分かりません。しかし相手は闇金ですから利用したらろくなことになりません。
エニーを利用する場合には、そういったおかしな業者を利用してしまわないように十分注意してください。
確認は金融庁の貸金業データベースを利用すればそう難しくはありません。貸金業データベースはネット上から誰でも検索できるので、まずは利用する消費者金融名で検索してみましょう。
検索したら、表示された登録内容と利用しようとしている業者が表示している次の情報がすべて一致するか確認してください。
闇金の中にはエニーの場合と同じで実際に有る業者を騙って商売をしている場合もあり、業者が表示している情報では電話番号だけが違っているという場合も有ります。
ですから確認する場合にはこれらの情報すべてが一致するかどうか慎重に行ってください。
ここで消費者金融エニーについて纏めておきます。
ブラック対応業者でも返済能力があれば借りられる可能性がありますが、安易に借りるのではなくまずは借りずに済ませられないかをよく考えてから申込むようにしましょう。